写真を撮るということ
以前書いたかどうか覚えてないため、とりあえず書こうと思う。
何度でも書きたいということは、常々思っていることだろうから。
私は、自他ともに認める多趣味である。
ガンプラ、ランニング、写真、自転車、マンガ、アニメ、ドローン。
広く浅くになっているが、おそらく一番好きなのが写真を撮るということだ。
初めて自分で買ったカメラは「CANON IXY10」。当時は多分デジカメといったらCANONだったと思う。たしか彼女や友人と遊びに行ったとき用に購入したはずだ。
正直、IXYで撮った写真の思い出はほとんどない。「思う」「はずだ」というくらい覚えていない。
次に買ったのがデジタルトイカメラだ。これが結構ハマって集めた。
ネットで人気のあった「Vista Quest1005」を買った。1005は年間通して使ってアルバム一冊作るくらい写真を撮った。VQ1005の面白いところは、液晶モニターが付いてないため、デジカメだがその場で撮った写真を確認できないところだ。1日100枚近く撮って、良く撮れたと思うのは3割程度。悪いときはノイズが酷くて全部だめということ珍しくなかった。手こずった分一枚一枚写真を見たし、どんな写真を撮ったか覚えている。当時お付き合いしていた彼女が枝垂れ桜の中に佇む写真は今でも思い浮かぶ。そのくらいVQ1005には思い入れがある。
VQはシリーズでいくつも集めたが、ひっくるめて2台目と一括りにさせてもらおう。
3台目に買ったのがようやくデジタル一眼レフカメラだ。
「PENTAX K-30」。このカメラは色々なところに行ったし、いろんな写真を撮った。おそらくカメラが好きだという公言する方にPENTAX好きは少ないだろう。PENTAXの一眼レフは動体に弱かったり、紫や赤が暴走するしと、なかなか癖が強いカメラだと感じている。その分どんな写真を撮ったか覚えている。一枚一枚が苦労して撮ったことをなんとなく覚えている。ほとんどカメラ任せで撮ってはいたが、SSや絞りを自分なりにいじって写真を撮り始めたのはK-30であったし、今でも現役で使っている。
4台目はグッと最近のカメラになる。「SONY α7Ⅲ」。ミラーレスカメラだ。
このカメラはすごい。ミラーレスの凄さを体感したのは、全身のα7Ⅱだった。近くのK`sデンキに行ったとき、たまたまαの特設コーナーがあって営業さんに捕まったのが初めてだった。その営業さんはとても面白い人だった。「コスパを考えたらCANONさんの5DmarkⅣは最強です!」と正直に話していたため、この人の話は聞いてみようと思った。(たしか5DmarkⅣだったと思う)
私はファインダーを覗いて「すげ〜!」と声を出してしまった。今まで設定を変えたら試し撮りをして、どんな画が撮れるかを確認してから本番に臨んでいたが、α7Ⅱは違う。設定がリアルタイムにファインダーに反映されたのだ。どんな画が撮れるのかが、シャッターを切る前に見えるのだ。これで撮りたい画が簡単に撮れるようになる!と感じたのが素直な感想だった。
今考えても、よくあの場ですぐ購入しなかったものだと、自分を褒めてやりたい。結果として、後継機のα7Ⅲが発売された際には購入することになる。
なんでも撮れるα7Ⅲ。何を撮るにも苦労するPENTAX。
これが今、「写真を撮るということ」を考えさせられることにつがっている。
少し長くなったので、これを前編としておこう。
後編へ続く。