Kentan3’s blog

特に何かの役に立つわけではない、ただ自分が好きなコトやモノについて書くつもりのブログ。

野球は特別(笑)

私は野球部出身なのだが、野球があまり好きではない。もちろんプレーしたり、観たりするなら野球は楽しい。好きではない理由は野球そのものではない。

私は良い選手ではなかった。それもひとつの要因かもしれないが、それよりも好きではないのが、先輩の先輩、私が知らない人たちも先輩として接しなければいけないことだ。
ただおそらく他のスポーツでも同じだろうから、私が人付き合いが苦手だからということだろう。

そんななか、長男がスポーツ少年団軟式野球を始めた。気合いの空回りは嫌いなのだが、長男とキャッチボールをするときは、どうしても声が大きくなってしまう。
もちろん最初から大声なわけではなく、できていないところをこうした方がいいよと声をかけていく。すると、息子自身ができないことにイライラしてくるのか途中から話を聞かなくなる。
話を聞かないと声が大きくなる。ゆっくりでいいから一回一回確かめて投げなさい、取りなさい。確かめれ!動け!走れ!
というように、徐々に大きくなっていく。
それを見ているカミさんが途中から怒るな!と入ってくるのがとどめで、プツンとなるわけだ。
子どもに対しては怒っていない。マジで話を聞かないから大きな声になるだけだ。
まあそれが好きではない理由ではない。そんな時間も意外と楽しくやっている。

そうやって再び野球に触れるようになって感じるのが、野球だけ特別扱いされていることだ。これは私以外の親が感じているかはわからない。たぶん周りは麻痺している。
今夏、私の住む地方も猛暑だった。スポ少の指示として、活動をやめなさいという通知が出されたのだが、野球だけは練習を行っていた。
暑い中で試合をすることもあるし、暑さの中で動かないと暑さになれないのは確かだ。だが、通知を無視しても野球だけは許されるようだ。テニスやサッカーなどの屋外競技もバスケ、バレーなどの室内競技も活動を休んだが、野球だけは行っていいようだ(笑)
これだけではない。新型コロナの流行もあり、全国、地方大会などの上位大会を除き、県内の大会、交流試合を原則中止とされているのだが、野球は新人戦だーと、昨日から市内の大会が行われている(笑)
他の競技はもちろん全て中止だ。野球だけは特別なようだ(笑)

そんなわけでますます野球が好きではなくなった。仕事がら中止を指示されているところに行くことが良いのか悩む。

子どもたちにとってスポーツは、ルールを守る大切さを学ぶものでもある。
ルールを破る大人から指導される子どもたちがかわいそうだと、私は思う。